創立記念日（２）
3月9日は弊社の創立記念日です。会社の歴史を知らない社員もいると思うので、社内メモ用として歴史を振り返ってみたいと思います。
会社設立当初の制服
新しい会社は仕事量を確保していく事がとても大変です。
お付き合いをして頂いた会社は、そのような状況を良く理解されて、私たちに仕事を切り出していただきました。また、ひょんな事からお付き合いをさせて戴いた事もありました。
設立当初のわが社に仕事を発注して頂いた会社
ＮＴＴ－ＤＯ社
・ＰＨＳシステムのＲCU無線基地局工事、ビル引込成端取り替え工事、不良心線探索・修理工事、ＧＭＪ取り替え工事、設備点検整備工事など。
株式会社沖創工
・ガス検針システム工事、ＯＣＮ線路拡張工事、配電自動化工事、茨城県下館サービス総合工事の宅内工事要員として7名派遣など。
この2社のおかげで今日のリウデンがあります。
他社がやりたがらなくて(出来なくて)急遽受注した仕事。
・1998年の「らんの里の地下屋外線敷設工事」は予算が合わないとの理由で、「サンレービル光ケーブル用配管工事」は配管が無くてお店のオープンに間に合わないとの理由で、いずれもＮＴＴ様から急遽依頼されて施工。以後困った事があると相談を受けるようになりました。
・1999年の「タートルアイランドＡＶ機器設備設置工事」は建物の完成が遅れ、年度内に納入が出来ず、施工予定会社の会計処理上出来ないとの事で、ＮＴＴ－ＡＴ社にお願いされ、弊社が元請けとなる。以後、病院基幹ＬＡＮ工事などでご一緒させていただく事になりました。
・2000年の「恩納村地域インターネット導入工事」は施工予定の会社が、急遽出来なくなったとの事で、ＯＣＣ様より話があり、光ケーブルの入荷の目途が立ったのでお受けする。以来、事あるごとに仕事を発注して頂きました。
・2002年の「ＡＵ－Ｏ １Ｘ化工事管理業務」は受託予定会社が断った為、西日本システム建設様から弊社に話が来て、急遽要員を集めて対応しました。
・2006年沖縄市の「ＩＰ電話交換機の入札および保守業務」は沖縄で業務提携する会社がないと言う事でＮＴＴ－ＣＯM社が来社。面白そうなのでお受けする事にした。「え！ほんとにやって頂けるんですか！」と、とても喜んでおられた。
それを契機に、ココワドコ社のＳＩＰ電話システムを紹介され、最強商材の「ＬＥＧＡＳＩＰ」の開発に繋がっていく。
新規分野を開拓して受注した工事や業務
・1998年ＮＴＴファシリティーズ様より「個人宅の監視カメラの設置工事」。
・1999年「沖縄総合事務局行政システムネットワーク構築」で構内ＬＡＮ配線・電源工事の設計提案をし、当時弊社は入札要件を満たしていなかったので、沖創工様が頭になって南西情報株式会社と一緒に受注し施工しました。
サーバー設定の技術がなくて、本土の会社に150万円で設定を依頼しました。今だとその1/５０程度の価格でしょうか？
・1999年ＮＴＴ－ＤＯ様より「学校インターネットＡＤＳＬ機器設置工事。
・1999年日立国際電気・アステック・ＮＴＴ法人営業様と防爆型事業所用ＰＨＳシステム導入の為、沖縄石油精製様の現場調査。その後、2001年にＮＴＴ沖縄支店より「ムーンビーチデジタルコードレスホン工事」を受注しました。
・2003年2.4G帯の無線通信による「竹富町イントラネット実証試験」。最長区間西表―波照間の２７KmをNTT西日本本社・NTT沖縄支店・三菱電線・リウデンで実施し成功する。それが同年の「城辺町地域イントラネット導入基盤整備促進事業」の受注につながる。
・200４年リードコム社と「Bフレッツマンションタイプ販売営業」をNTT沖縄支店から受注。翌年リードコム社の撤退に伴いリウデンで引き継ぐ。合わせて通信機器販売営業業務を受託する。
新しい事業にチャレンジし実現しなかった事例
常に新しい仕事にチャレンジしてきましたが、すべてがうまくいったわけではありません。
・2002年ゼファー社の「風力・太陽光ハイブリッド発電機」を100万円近く掛けて導入し実証試験をしました。太陽光はそこそこ発電しましたが、風力は殆ど発電しませんでした。当時の沖縄電力の役員に聞きましたら、沖縄は風が強いか弱いかのどちらかで、風力発電は定格の１０％程度だと言う事がわかりました。会社での使用実績は「城辺町無線ＬＡＮシステム」のアンテナ交換の時の一度だけでした。
・2008年「光触媒による浄水」
沖縄はほとんどの家で貯水タンクを持っています、意外と知られていませんが、その中は相当汚れています。また食堂の排水は油等の汚れで詰まってしまう事があります。また、大型クーラーの室外機の白い粉（石灰？）の除去に効果があり取り組んでみました。しかしながら、一般家庭へ導入するのに理解して頂くための材料の決め手がなく断念しました。
・2010年のゼナシステムの「バナジュウム溶液を使用した蓄電池」は溶液が入るプールのような設備があれば、いくらでも蓄電できるものでした。「ＰＬＡ個体電池」は、オートバイや車の車体に詰め込む事が出来る画期的なものでした。実証用に購入を希望しましたが、その会社がいつの間にか連絡がつかなくなってしまいました。この世の中のタブーの商品だったのでしょうか？
・その他にもいろいろありますが、この辺にしておきたいと思います。
会社設立後の5年間はお願いされた仕事を「はい喜んで」と引き受けてきました。他社が嫌がる仕事も工夫し、ちゃんと利益を出しながらこなして来ました。
そのおかげで皆さまから可愛がられ、育てていただいたと思っています。
浦添市勢理客に本社移転以降は、ケーブル敷設工事などのハード工事から徐々に撤退し、従来の通信工事会社からの脱皮を図ってきました。
二度と元に戻らないと誓って、これらに使用する工具・機器を処分しました。
2002年以降は、PBX・ビジネスホン工事、ネットワーク構築、LAN工事、高速無線ネットワーク工事などに力を入れてきました。また、NTT様の要請により営業部を立ち上げ、通信機器やネットワーク商品の販売に力を入れてきました。
会社設立以来、初年度を除き毎年黒字経営を出来たのは、常に新しい仕事にチャレンジして来たからだと思っています。
しかしながら、2008年のリーマンショックで厳しい現実をみる事になります。
Yonaha
会社設立当初の制服
新しい会社は仕事量を確保していく事がとても大変です。
お付き合いをして頂いた会社は、そのような状況を良く理解されて、私たちに仕事を切り出していただきました。また、ひょんな事からお付き合いをさせて戴いた事もありました。
設立当初のわが社に仕事を発注して頂いた会社
ＮＴＴ－ＤＯ社
・ＰＨＳシステムのＲCU無線基地局工事、ビル引込成端取り替え工事、不良心線探索・修理工事、ＧＭＪ取り替え工事、設備点検整備工事など。
株式会社沖創工
・ガス検針システム工事、ＯＣＮ線路拡張工事、配電自動化工事、茨城県下館サービス総合工事の宅内工事要員として7名派遣など。
この2社のおかげで今日のリウデンがあります。
他社がやりたがらなくて(出来なくて)急遽受注した仕事。
・1998年の「らんの里の地下屋外線敷設工事」は予算が合わないとの理由で、「サンレービル光ケーブル用配管工事」は配管が無くてお店のオープンに間に合わないとの理由で、いずれもＮＴＴ様から急遽依頼されて施工。以後困った事があると相談を受けるようになりました。
・1999年の「タートルアイランドＡＶ機器設備設置工事」は建物の完成が遅れ、年度内に納入が出来ず、施工予定会社の会計処理上出来ないとの事で、ＮＴＴ－ＡＴ社にお願いされ、弊社が元請けとなる。以後、病院基幹ＬＡＮ工事などでご一緒させていただく事になりました。
・2000年の「恩納村地域インターネット導入工事」は施工予定の会社が、急遽出来なくなったとの事で、ＯＣＣ様より話があり、光ケーブルの入荷の目途が立ったのでお受けする。以来、事あるごとに仕事を発注して頂きました。
・2002年の「ＡＵ－Ｏ １Ｘ化工事管理業務」は受託予定会社が断った為、西日本システム建設様から弊社に話が来て、急遽要員を集めて対応しました。
・2006年沖縄市の「ＩＰ電話交換機の入札および保守業務」は沖縄で業務提携する会社がないと言う事でＮＴＴ－ＣＯM社が来社。面白そうなのでお受けする事にした。「え！ほんとにやって頂けるんですか！」と、とても喜んでおられた。
それを契機に、ココワドコ社のＳＩＰ電話システムを紹介され、最強商材の「ＬＥＧＡＳＩＰ」の開発に繋がっていく。
新規分野を開拓して受注した工事や業務
・1998年ＮＴＴファシリティーズ様より「個人宅の監視カメラの設置工事」。
・1999年「沖縄総合事務局行政システムネットワーク構築」で構内ＬＡＮ配線・電源工事の設計提案をし、当時弊社は入札要件を満たしていなかったので、沖創工様が頭になって南西情報株式会社と一緒に受注し施工しました。
サーバー設定の技術がなくて、本土の会社に150万円で設定を依頼しました。今だとその1/５０程度の価格でしょうか？
・1999年ＮＴＴ－ＤＯ様より「学校インターネットＡＤＳＬ機器設置工事。
・1999年日立国際電気・アステック・ＮＴＴ法人営業様と防爆型事業所用ＰＨＳシステム導入の為、沖縄石油精製様の現場調査。その後、2001年にＮＴＴ沖縄支店より「ムーンビーチデジタルコードレスホン工事」を受注しました。
・2003年2.4G帯の無線通信による「竹富町イントラネット実証試験」。最長区間西表―波照間の２７KmをNTT西日本本社・NTT沖縄支店・三菱電線・リウデンで実施し成功する。それが同年の「城辺町地域イントラネット導入基盤整備促進事業」の受注につながる。
・200４年リードコム社と「Bフレッツマンションタイプ販売営業」をNTT沖縄支店から受注。翌年リードコム社の撤退に伴いリウデンで引き継ぐ。合わせて通信機器販売営業業務を受託する。
新しい事業にチャレンジし実現しなかった事例
常に新しい仕事にチャレンジしてきましたが、すべてがうまくいったわけではありません。
・2002年ゼファー社の「風力・太陽光ハイブリッド発電機」を100万円近く掛けて導入し実証試験をしました。太陽光はそこそこ発電しましたが、風力は殆ど発電しませんでした。当時の沖縄電力の役員に聞きましたら、沖縄は風が強いか弱いかのどちらかで、風力発電は定格の１０％程度だと言う事がわかりました。会社での使用実績は「城辺町無線ＬＡＮシステム」のアンテナ交換の時の一度だけでした。
・2008年「光触媒による浄水」
沖縄はほとんどの家で貯水タンクを持っています、意外と知られていませんが、その中は相当汚れています。また食堂の排水は油等の汚れで詰まってしまう事があります。また、大型クーラーの室外機の白い粉（石灰？）の除去に効果があり取り組んでみました。しかしながら、一般家庭へ導入するのに理解して頂くための材料の決め手がなく断念しました。
・2010年のゼナシステムの「バナジュウム溶液を使用した蓄電池」は溶液が入るプールのような設備があれば、いくらでも蓄電できるものでした。「ＰＬＡ個体電池」は、オートバイや車の車体に詰め込む事が出来る画期的なものでした。実証用に購入を希望しましたが、その会社がいつの間にか連絡がつかなくなってしまいました。この世の中のタブーの商品だったのでしょうか？
・その他にもいろいろありますが、この辺にしておきたいと思います。
会社設立後の5年間はお願いされた仕事を「はい喜んで」と引き受けてきました。他社が嫌がる仕事も工夫し、ちゃんと利益を出しながらこなして来ました。
そのおかげで皆さまから可愛がられ、育てていただいたと思っています。
浦添市勢理客に本社移転以降は、ケーブル敷設工事などのハード工事から徐々に撤退し、従来の通信工事会社からの脱皮を図ってきました。
二度と元に戻らないと誓って、これらに使用する工具・機器を処分しました。
2002年以降は、PBX・ビジネスホン工事、ネットワーク構築、LAN工事、高速無線ネットワーク工事などに力を入れてきました。また、NTT様の要請により営業部を立ち上げ、通信機器やネットワーク商品の販売に力を入れてきました。
会社設立以来、初年度を除き毎年黒字経営を出来たのは、常に新しい仕事にチャレンジして来たからだと思っています。
しかしながら、2008年のリーマンショックで厳しい現実をみる事になります。
Yonaha
