ゴルフと、否定言葉と、朝礼と

株式会社 リウデン

2019年02月20日 15:27

ゴルフの初心者にとってバンカーは入れてはいけない場所の一つです。



今年からルールが変わって、2打罰を払ってバンカーの外から打つ事が出来るようになりましたが、これまではバンカーから脱出するまで何度もトライしなければなりませんでした。

3回目くらいからは頭が真っ白になって、どう打てばいいのか分からなくなります。
同伴競技者が7回打ったのを見た事があります。
そんな日は、もうどうでもいい様な気分になるものです。
一緒にプレイすると、とても気を使い、重苦しい雰囲気になります。

初心者に「グリーンの前にバンカーがあるなー」と囁くと、ほとんどと言っていいほどバンカーに入れてしまいます。
また、「グリーンの手前の池に気をつけて」と言うと、池に打ち込みます。

90台で回るゴルファーが15番ホールまで80台のペースで来ている時に、
「あと3ホール、ボギー(規定打数より一つ多い)で回っても、80台のスコアが出るね」と悪魔のささやきをすると、次のホールから必ずと言ってよいほど大たたきをします。



なので、よい成績で来ている時には、できるだけスコアの事は言わないようにしています。
でも本人が意識する事は止める事は出来ませんが・・・。

潜在意識には否定形が通用しないのだそうです

「バンカーに入れないようにしよう」→「バンカーに入れよう」
「池に入れないようにしよう」→「池に入れよう」
「大たたきしないようにしよう」→「大たたきしよう」

となるわけです。

宮里藍さんがアメリカにわたって勝てない時期がありましたがコーチの「ピア・ニールソン」さんから「打つ前に打った後の結果を気にするより、目の前の一打に集中して、最高のパフォーマンスするようにしなさい」と指導され、それを実践して勝てるようになったと言うことです。

「よいゴルフをする心構え」をご参考に。

それを参考にして、弊社の朝礼は否定形を使わないように気をつけています。
「無事故」とか「怪我をしないように」とかはご法度です。


月・金曜日の10分間の朝礼は、経営計画書の実施の徹底と、「読む力」、「話す力」、「聞く力」を養成し、お客様に最適な商品サービスが出来るように仕組まれています。

司会者や発言者を決めてなくて、その日の司会者がランダムに指名します。
10分間集中して聞いていないと答える事が出来ません。

最後は、輪になって「感謝と安全宣言」で締めくくります。




今週も感謝と安全で、ツイてる、ツイてる、よし!
ご安全に!

ありがとうございます。

            Yonaha

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