よくわからないこと

株式会社 リウデン

2019年06月03日 09:10

先日、アメリカのトランプ大統領が来日し、ゴルフやマス席にいすを置いての相撲の観戦、居酒屋での会食など、トランプ大統領に対する過剰とも思える接待が好意的に報道されていました。

一方、アメリカのワシントンポスト紙は「トランプ大統領は日本での最初の1日を観光客として過ごした」と皮肉った報道しています。また、数日前には「安倍首相ほどトランプ大統領に媚びへつらうことに心血を注いできた指導者はおそらく世界中を探してもいないだろう」と評価しています。

今回の日米両国の関係を見ていると、漫画ドラえもんの「のび太とジャイアン」の関係のように思えてなりません。


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トランプ大統領はゴルフの後、「日本との貿易交渉で非常に大きな進展があった。農業と牛肉でとくに大きなね」また「日本の7月の選挙が終われば大きな数字が出てくる」と自国民にツイッターで報告しています。
また会見では「日本は米国の防衛装備の最大の買い手となった。新たなF35ステルス戦闘機を105機購入すると発表した。米国の同盟国のなかで日本がもっともF35を保有することになる」とも言っています。F35戦闘機105機と言えば1兆円と言う大きな買い物です。

自分の国は自分達で守るしかないと言う事は理解できますが、他国のいいなりと言うのは「よくわかりません」。
たぶん、7月の選挙の後には、アメリカから農産物と牛肉の市場開放の要求を突きつけられるのではないかと思います。
先の太平洋戦争で敗戦国となった日本ですが、これほどまでに従属的な関係を続けなければならないのはなぜなのでしょう?
「よくわかりません」

北朝鮮GDP、鳥取並み米朝関係は日本の地方自治体が世界一の大国にケンカの構図(2018.1.18 産経ニュースより)


中国や北朝鮮の脅威がことさらに喧伝され、アメリカの戦争兵器を買わされていますが、本当に北朝鮮は大きな脅威なのでしょうか?
北朝鮮のGDPは鳥取県並みと言われています。アメリカの0.09%、日本の0.3%です。アメリカが本気になれば一瞬でかたがつく相手ではないかと思います。

私には、北朝鮮の脅威をあおり、アメリカから兵器購入の口実のように思えて仕方がありませんが、どうなのでしょう?
「よくわかりません」

               Yonaha



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